【有料離婚相談】にムチでした

 私が離婚したのはもう6年前の話なんですが

その時の経験が、今離婚したいと思っている人の役に立てばと思い書きますね。

ちなみに子供はいません。

私が離婚したいと思った原因は

細かいこというと、ほんといっぱいあるんですが

簡単に言えば「性格の不一致」というやつです。

その不一致が私にとってはモラハラとも取れた。

離婚したい理由を相手に伝えても

「そんな事、離婚の理由にはならない」

「俺は絶対に離婚しない」

と、何を言っても理解してもらえませんでした。

厄介なのは本人に悪意がない事。

悪意がないから、何が悪いのかわからない。

育った環境とか、本人の価値観とかで

「それの何が悪いの？」っていう感じなので

話し合いをしても、一度は

「じゃあ、直すようにするから」と言いますが

悪いと思ってないから反省もできないし当然直らない。

それまでは私も「仕方ない」と思えてたことが

一度無理だと思うと、そこに対して厳しくなってしまうし

この先の人生、まだ半分以上あるのにずっとこれに耐えて生きるなんて

なんて時間の無駄なんだろうと思うようになります。

こうなってくると効率です。

どうやって効率よく離婚するかがミッションでした。

うまく協議離婚するために、自分にダメな部分があってはいけないので

自ら家を出て行くなんてことはしませんでした。

話し合いで憔悴する私に対して

「ちょっとの間、実家に帰ったら？」

と相手からいうのを待ちました。

そしてその日が来たのです。

別居まで持ち込んだ私は、そこからどうすべきか考えました。

もう戻る気はないし、このままダラダラ別居してても時間の無駄。

そこで、初めて有料の離婚相談を検索しました。

結構勇気はいりますよね。

「離婚カウンセラー」さんに相談するのって。

離婚問題のお悩みは一人で悩まず経験豊富な専門家に相談しましょう。

その方は弁護士ではなく行政書士さん。

１時間の相談料、いくらだったかなー。

今もホームページあるんですが、ブログみたいになってて

相談はもうやってないのかもしれないです。

確かですが、15,000円はしなかったと思います。

でも、価値ある時間でしたよ。あっという間だったけど。

離婚したい理由とか、そういうのはどうでもよくて

今、どういう状況か。それだけを聞かれましたね。

お互いの年収、子供の有無、別居期間。

私は離婚したいのに相手は離婚したくないと言っている。

その相手をどうすれば離婚しようという気にさせられるか。

まず、再度話し合う機会を作らないといけない。

それを普段のようにラインやメールで伝えても本気度が伝わらないので

いずれ裁判になった時に、ちゃんと正式な書類としても使える

配達証明で送るよう言われました。

有料ですが、それもやってくれます。

この時点で、それまで離婚しないと言っていた人も

諦めだす場合が多いとのこと。

時間と場所の指定。離婚協議のために会うということ。

などが記載されます。

あとは「婚姻費用分担請求ができるかもしれない」と言われました。

夫婦間には同レベルの生活をするための義務があるらしく

別居中の生活費を請求できるかもしれないということでした。

生活費請求したっって離婚できないなら意味ないと思うかもしれませんが

そんな馬鹿馬鹿しいお金を払い続けるくらいなら

離婚した方がマシだと思わせる戦略だそうです。

ただ、私の場合は子供もいませんでしたし

年収も50万くらいしか変わらないので

せいぜい月に1万円くらいの請求しかできないとのこと。

子供がいたり、専業主婦の場合はかなりの額を請求できるみたいでした。

あとは「離婚したらアレはどうする、これはどうする？」という

不安を取り除いておくこと。

当時、お金の管理は全て私がやっていました。

さらにはその3年前に家を建て、1年前には新車を買いました。

それはどうするの？という不安。

まさか私だけ出ていって１人で戸建てに住みローンを抱える？

冗談じゃない！ってなりますよね。

その解決方法を話し合いの日までに全て用意しておくこと。

この１時間の相談で、私としてはやることがめちゃくちゃ明確になりました。

内容証明の書類作成も、ちょっと金額思い出せないんですが

相談と書類で5万か6万か、そんな感じだったと思います。

でも決して高いと思わなかったです。

超必要な時間だったし、何より気持ちも軽くなった。

やることが見えたから。

家や車、財産の話はまた今度。

離婚が決まってからも色々大変なことが盛りだくさん。

でもそこを超えたら幸せが待ってますから。

とりあえずドラマ「最高の離婚」でも観ましょうか。

↓で無料で観れます。