【石橋静河さんの歌のうまさ】にムチでした

映画「きみの鳥はうたえる」を観ました。

 

原作は佐藤泰志さん。
そこのみにて光輝く」もこの方の本なんですね。

そこのみにて光輝くを無料で観るにはこちら

 

活字で読んでいないので、映画を観た感想として
どちらにも言えるのは、なんとも救いようがないというか
ねっとりした心情を、もやっと表現している映画です。

原作者は首吊り自殺をされていると知り
なんとなく納得するというか
心がとてもナイーブな方が書いているんだろうなと
思わされる、そんな物語です。


メインキャストの柄本佑石橋静河染谷将太
「その辺にいそう感」がなんともリアルで生生しい。


そんな生ぬるいというか生あたたかい中で
石橋静河染谷将太のカラオケのシーン。


オリビアを聴きながら

 

最初聴いたときはEIKO狩野英孝)のクセ歌かと思った。
でも、あるんですね。
ハナレグミ with 東京スカパラダイスオーケストラバージョン。

石橋静河がオリジナルでクセ歌にしてるのかと。
でも、そのクセがめちゃくちゃかっこいいし
歌うまいし、声もいい。

 

すごい美人なわけじゃない(と、個人的には思ってます)
なのに、とっても魅力的です。
くったくのない感じで笑うお芝居とか
北の国から原田美枝子が少し重なる。
ちょっとミステリアスで妖艶な雰囲気。
親子なのに似てないなと思いますが
雰囲気は似た雰囲気を持っているのかもしれません。


監督の三宅唱さん。気になりますね。
誰かが演じているとき、音がするのに手元を移さないで
誰かの顔を撮ってる。不思議でした。
星野源のPV「折り合い」も拝見しました。
これからの作品が楽しみです。

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